カジュアルな書き出しでの手紙の書き方
手紙は、【前文(頭語+時候の挨拶)】+【主文】+【末文(結語)】+【後付け】が基本構成ではありますが、
カジュアルな挨拶文で書き出す場合、この基本構成に沿おうとすると
頭語といわれる「拝啓」「前略」として適切な言葉が見当たらない場合があります。
その場合は、頭語の代わりに「○○さん」のように相手に呼びかけるようにして 書かれることも多々あります。 目上の方であれば、例えば「叔母様」「お姉様」「○○先生」、 知人や友人なら「○○君」「○○さん」などです。 この呼びかけの後に「やっと暖かくなってきましたね。」などと話し言葉のようにつづけることができます。 このような書き出しの場合は、普通の文と同じなので「○○様」は一文字下げで書き出します。
また、手紙の基本構成から逸脱しますが、頭語を省略するのも一つの方法です。 一般にいわれる「手紙の基本構成」は昔からの習慣からできあがった一つの形式でしかありませんから 手紙の内容や相手との親しさなどを考慮したうえで、ふさわしいことばや会話でいうところの「つかみ」 となるようなことばではじめるのもいいでしょう。
この場合、頭語「拝啓」「前略」を省略しているので結語「敬具」「草々」も不要となりますが、 書き手が女性ならば、結語の「かしこ」で終わると柔らかで奥ゆかしい趣を醸し出すことができます。「かしこ」は「これで失礼します」のような意味で、頭語がなくてもいいとされています。
【ご参考】
改まった時候の挨拶(書き方と慣用文例/月毎の季語)
やわらかな(堅苦しくない)表現の時候の挨拶の書き方と文例
その場合は、頭語の代わりに「○○さん」のように相手に呼びかけるようにして 書かれることも多々あります。 目上の方であれば、例えば「叔母様」「お姉様」「○○先生」、 知人や友人なら「○○君」「○○さん」などです。 この呼びかけの後に「やっと暖かくなってきましたね。」などと話し言葉のようにつづけることができます。 このような書き出しの場合は、普通の文と同じなので「○○様」は一文字下げで書き出します。
また、手紙の基本構成から逸脱しますが、頭語を省略するのも一つの方法です。 一般にいわれる「手紙の基本構成」は昔からの習慣からできあがった一つの形式でしかありませんから 手紙の内容や相手との親しさなどを考慮したうえで、ふさわしいことばや会話でいうところの「つかみ」 となるようなことばではじめるのもいいでしょう。
この場合、頭語「拝啓」「前略」を省略しているので結語「敬具」「草々」も不要となりますが、 書き手が女性ならば、結語の「かしこ」で終わると柔らかで奥ゆかしい趣を醸し出すことができます。「かしこ」は「これで失礼します」のような意味で、頭語がなくてもいいとされています。
【ご参考】
改まった時候の挨拶(書き方と慣用文例/月毎の季語)
やわらかな(堅苦しくない)表現の時候の挨拶の書き方と文例
8月上旬のカジュアルな挨拶文/書き出しの例文
例年にも増して暑い日が続いていますが、○○さんはいかがお過ごしでしょうか。
(○○では/そちらは)、体温越えの危険な暑さとなっているようですが、体調を崩されて**いらっしゃらない**かと心配しております。
ここのところずっと猛暑続きですが、夏バテなどして**いません**か。
私(は暑さに(耐えながら/やられつつも)何とか/といえばクーラーに**頼りきった**生活ですが元気に)やっております。
暑い暑いといってもどうにもならない(とはいえ/が/けれど)、暑い(としかいえない/よ/ですね)。
残暑お見舞い申し上げます。
御地は、記録的(猛暑/豪雨)に**見舞われている**とのこと、お見舞い申し上げます。
冷夏とのことで、例年より過ごしやすいですが、皆様お変わりありませんか。
今年は(空梅雨で/梅雨明けが**早く**)、当地では水不足が心配されて**います**が、御地は大丈夫でしょうか。
立秋とは名ばかりの酷暑でありますが、いかがお過ごしでしょうか。
暑い日が**続いています**が、いかがお過ごしですか。
今年は特に残暑が厳しいようですが、お元気で**お過ごしですか**。
暦の上では立秋ですがまだまだ暑さが厳しいですね。
夏休みの予定は立てましたか。
今年のお盆休みは、(どこか旅行に**行か**/帰省さ)れるのでしょうか。
(○○では/そちらは)、体温越えの危険な暑さとなっているようですが、体調を崩されて**いらっしゃらない**かと心配しております。
ここのところずっと猛暑続きですが、夏バテなどして**いません**か。
私(は暑さに(耐えながら/やられつつも)何とか/といえばクーラーに**頼りきった**生活ですが元気に)やっております。
暑い暑いといってもどうにもならない(とはいえ/が/けれど)、暑い(としかいえない/よ/ですね)。
残暑お見舞い申し上げます。
御地は、記録的(猛暑/豪雨)に**見舞われている**とのこと、お見舞い申し上げます。
冷夏とのことで、例年より過ごしやすいですが、皆様お変わりありませんか。
今年は(空梅雨で/梅雨明けが**早く**)、当地では水不足が心配されて**います**が、御地は大丈夫でしょうか。
立秋とは名ばかりの酷暑でありますが、いかがお過ごしでしょうか。
暑い日が**続いています**が、いかがお過ごしですか。
今年は特に残暑が厳しいようですが、お元気で**お過ごしですか**。
暦の上では立秋ですがまだまだ暑さが厳しいですね。
夏休みの予定は立てましたか。
今年のお盆休みは、(どこか旅行に**行か**/帰省さ)れるのでしょうか。
8月中旬のカジュアルな挨拶文/書き出しの例文
残暑のみぎり、健やかなる日々をお過ごしのことと存じます。
今日は夕立がありました。今夜は少し涼しく感じられます。
あれをゲリラ豪雨というのでしょうか、まさにバケツをひっくり返したような雨が降りましたね。
にわか雨に洗われて都会の景色が少しすがすがしく感じられます。
蒸し暑い日が**続いている**けど夏バテなんかしてないか。(私/僕)はとても元気に**しています**。
残暑厳しき**折**、ひたすら秋の訪れを**待ち焦がれて**おります。
夏休みを**楽しんでいます**か。
夏休みですね、もうどこか**行きました**か。
先日、〇〇渓谷へ行ってきました。とても涼しくていい所でした。〇〇様も**どこか行かれました**か。
庭のひまわりは、太陽に向かってすくすく背を伸ばし、**今では2メートル超え**です。
花もしおれるほどの暑さなのに夏草はなぜ**あれほど**勢いを**増す**のでしょうか。
今日は夕立がありました。今夜は少し涼しく感じられます。
あれをゲリラ豪雨というのでしょうか、まさにバケツをひっくり返したような雨が降りましたね。
にわか雨に洗われて都会の景色が少しすがすがしく感じられます。
蒸し暑い日が**続いている**けど夏バテなんかしてないか。(私/僕)はとても元気に**しています**。
残暑厳しき**折**、ひたすら秋の訪れを**待ち焦がれて**おります。
夏休みを**楽しんでいます**か。
夏休みですね、もうどこか**行きました**か。
先日、〇〇渓谷へ行ってきました。とても涼しくていい所でした。〇〇様も**どこか行かれました**か。
庭のひまわりは、太陽に向かってすくすく背を伸ばし、**今では2メートル超え**です。
花もしおれるほどの暑さなのに夏草はなぜ**あれほど**勢いを**増す**のでしょうか。
8月下旬のカジュアルな挨拶文/書き出しの例文
朝夕は少しばかりしのぎやすくなりましたが、いかがお過ごしですか。
地蔵祭りで**はしゃぐ**子供らの元気な声に夏の終わりを感じます。
空の青さにいくぶん秋の気配が感じられます。
夏も終わりと申しながらまだまだ暑い日が**続いて**おります。
虫の音に秋の気配を感じるこのごろです。
さすがに朝夕は暑さもやわらいだように思えます。
夏も終わりにさしかかりましたが、疲れは溜まっていませんか。
つくつくぼうしの鳴き声に夏の終わりを**感じられる**季節となりました。
久しく会わないうちに八月も終わろうとして**います**が、皆さんお元気ですか。
夏も終わりがみえてきました。子供たちは夏休みの宿題に大忙しです。
八月も残すところわずかとなり稲穂も心なしか**色づき始めている**ように**見えます**。
もう半月もすると〇〇の収穫が**始まる**頃ですね。今年のできはいかがでしょうか。
地蔵祭りで**はしゃぐ**子供らの元気な声に夏の終わりを感じます。
空の青さにいくぶん秋の気配が感じられます。
夏も終わりと申しながらまだまだ暑い日が**続いて**おります。
虫の音に秋の気配を感じるこのごろです。
さすがに朝夕は暑さもやわらいだように思えます。
夏も終わりにさしかかりましたが、疲れは溜まっていませんか。
つくつくぼうしの鳴き声に夏の終わりを**感じられる**季節となりました。
久しく会わないうちに八月も終わろうとして**います**が、皆さんお元気ですか。
夏も終わりがみえてきました。子供たちは夏休みの宿題に大忙しです。
八月も残すところわずかとなり稲穂も心なしか**色づき始めている**ように**見えます**。
もう半月もすると〇〇の収穫が**始まる**頃ですね。今年のできはいかがでしょうか。