8月 カジュアルな挨拶文/メール・LINE/手紙の書き出し・結び文例集

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8月のカジュアルな書き出し(手紙/メール/SNS/ブログ記事)の書き方

8月は、一年の中でも特に暑さが厳しい時期で、夏休み・お盆・花火大会など話題にしやすい出来事が多い季節です。
カジュアルな挨拶文では、①相手への呼びかけ+②8月らしい季節感や行事+③相手の健康を気づかうひと言、を入れると、自然で親しみやすい書き出しになります。

手紙の場合
手紙の基本構成は【前文(頭語+時候の挨拶)】+【主文】+【末文(結語)】+【後付け】ですが、 カジュアルな手紙では「拝啓」「前略」などのかたい頭語は省略して構いません。
その代わりに「○○さん」「○○くん」といった呼びかけから始めると自然です。
目上の方には「叔母様」「お姉様」「○○先生」など丁寧な呼び方を、
友人・知人には「○○さん」「○○くん」など気軽な呼び方を使うとよいでしょう。
呼びかけの後には、以下のような8月らしい季節の一文を添えます。
  • 「厳しい暑さが続いていますが、お元気ですか。」
  • 「夏本番となり、日差しが一段と強くなりましたね。」
  • 「お盆休みのご予定はいかがですか。」
なお、頭語を省いた場合、結語「敬具」「草々」も原則不要です。
書き手が女性の場合、「かしこ」で締めくくると柔らかさや品のよさが添えられます。「かしこ」は頭語がなくても使える結語で、「これで失礼します」という意味を含んでいます。夏の近況や相手への気遣いで本文をまとめたあとに添えると自然です。
メールの場合
メールでは、より簡潔な書き出しで問題ありません。
件名には「8月のご挨拶」「暑中お見舞い」「お盆休みのご連絡」など、読み手が内容を把握しやすいタイトルをつけましょう。
書き出しは「お世話になっております」「お久しぶりです」のあとに、
「暑い日が続いていますが、お元気でしょうか」「お盆休みはゆっくり過ごせそうですか」など8月らしいひと言を添えるとスムーズです。
親しい友人へのLINEでは、「本当に暑いね!」「夏休み楽しんでる?」などの短文でも十分です。

SNS(LINE/X/Instagram等)の場合
SNSでは、短く季節感を伝えるフレーズが効果的です。
「8月スタート!」「夏真っ盛り」「毎日暑すぎる…!」など、明るく飾らない言葉が伝わりやすいです。
#8月 #夏本番 #お盆 #花火大会 #猛暑などの季節ハッシュタグを添えると投稿がまとまりやすくなります。

ブログ記事の場合
ブログでは、読者全体に向けて季節の情景を交えた丁寧な書き出しが適しています。
「8月になり、夏の暑さが本格的になってきました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。」
「花火大会や夏祭りなど楽しみが増える季節ですね。今回は、8月に使えるカジュアルな挨拶文をご紹介します。」
といったように、季節描写+読者への呼びかけを組み合わせると自然な導入になります。

8月のカジュアルな書き出しのポイント
・季節感を出す: 「残暑」「立秋」「盛夏」「お盆」「夏休み」などの8月らしいキーワードを使う
・暑さと健康を気遣う: 「熱中症」「夏バテ」といった、猛暑特有の健康への気遣いを添える
・媒体の特性を活かす: SNSなら短く絵文字付き、メールなら件名も工夫、手紙なら丁寧に
・堅苦しくしない: 立秋(8/7頃)以降は「残暑見舞い」が適切です。「暑中見舞い」から切り替え、「秋の気配」といった言葉を添えると上品な印象になります

【ご参考】
改まった時候の挨拶(書き方と慣用文例/月毎の季語)
やわらかな(堅苦しくない)表現の時候の挨拶の書き方と文例

8月上旬のカジュアルな挨拶文/書き出しの例文

手紙向けの例文

連日の猛暑が続いておりますが、〇〇さんにはお変わりなくお過ごしのことと存じます。

こちらでは体温を超えるような危険な暑さが続き、思わず日陰を探してしまう毎日です。

暑い日が続きますが、夏バテなどされていませんか。私はなんとか元気に過ごしています。

立秋とはいえ、まだまだ酷暑が続いておりますが、ご家族の皆様はお元気でしょうか。

近ごろは夕立もなく、今年の夏は水不足が心配になるほどです。そちらはいかがでしょうか。

お盆休みも近づいてきましたが、ご予定はお決まりでしょうか。よい時間をお過ごしください。

メールで使えるひと言

暑さが厳しいですね。どうか無理せずお過ごしください。

8月に入り、いよいよ夏本番という暑さですね。体調崩されていませんか?

SNSで使えるひと言

毎日暑すぎる…!8月スタート。(#猛暑 #夏本番)

暑さに耐えながら何とかやってます。みんなも熱中症に気をつけて!(#夏バテ注意 #8月)

8月中旬のカジュアルな挨拶文/書き出しの例文

手紙向けの例文

まだまだ暑いですね。ひたすら秋の訪れを待ち焦がれています。お変わりございませんか。

今日の夕立のおかげで、久しぶりに涼しい風を感じています。ほんの少しの変化でも嬉しいですね。

蒸し暑い日が続いておりますが、夏バテなどされていませんか。私は元気にしております。

にわか雨に街が洗われ、少しだけ清々しさを感じた一日でした。

夏休みを満喫されていますか。ご家族での外出など、楽しい時間を過ごしていらっしゃることでしょう。

庭のひまわりがぐんぐん背を伸ばし、まさに夏の盛りを感じるこのごろです。

メールで使えるひと言

残暑が厳しいですが、お体は大丈夫でしょうか。

お盆はいかがお過ごしでしたか?ゆっくり休めていたら嬉しいです。

SNSで使えるひと言

残暑見舞い申し上げます!お盆休み満喫中(#残暑 #夏休み)

夏休み中盤!どこ行こうかな。(#夏休み #8月中旬)

8月下旬のカジュアルな挨拶文/書き出しの例文

手紙向けの例文

朝夕には少しだけ涼しさが感じられるようになり、夏の終わりを実感しています。

空の色にもどことなく秋の気配が漂うようになりましたが、お元気にされていますか。

朝夕は少しばかりしのぎやすくなりましたが、いかがお過ごしですか。

つくつくぼうしの声に耳をすませると、夏もそろそろ終わりに近づいているように感じます。

8月も終わりが近づき、子どもたちは夏休みの宿題と格闘しているようです。

夏も終わりにさしかかりましたが、疲れは溜まっていませんか。体調を崩さないようお気をつけください。

メールで使えるひと言

朝夕が少し涼しくなりましたね。季節の変わり目、ご自愛ください。

もうすぐ9月ですね。夏の疲れは出ていませんか?

SNSで使えるひと言

地蔵祭りのはしゃぐ声に夏の終わりを感じたよ。寂しいけど、秋も楽しみ!(#8月下旬 #季節の変わり目)

朝夕ちょっと秋っぽい風。好き。(#季節の変わり目)

8月のやや長文のカジュアルな挨拶文の例文

猛暑を題材とした挨拶文の文例

夏の強い日差しに雑草だけはものすごい勢いで成長してしまいますが、 私といえば暑さに萎えてしまい、(庭/家庭菜園)の手入れもままならず(夏野菜も多くが枯れて/荒れ放題となって)しまいました。 〇〇さん(は、お元気にされていますでしょうか/の家庭菜園は大丈夫でしょうか)。
 (さて/ところで/この度お手紙したのは)、・・・

最近の個人的な出来事を題材とした挨拶文の文例

お盆休みに家族を連れて私の実家のある〇〇へ帰省しました。 元気そうな親の顔を見られて安心したし、 普段はあまり外で遊ばない子供たちが、昆虫採集にいったり、川遊びをしたりと 私がしていたのと同じことを楽しくしていたのが、なんとも嬉しかったです。 (〇〇さんは、最近ご実家へ帰省されましたか/皆さんお元気にされていますでしょうか)。
 (さて/ところで/この度お手紙したのは)、・・・

相手との共通の趣味や思い出、出来事を題材にした挨拶文の文例

この時期になると君と(高校/大学)最後の夏だから何か思い出をつくろうといって、〇〇へ〇〇をしに行ったのを思い出すよ。 暑い盛りだったね。あれからもう〇年もたったというのに、なぜか思い出すんだよね。 (あの頃はよかったな/元気にしているか/調子はどうだい)。
 (さて/ところで/この度お手紙したのは)、・・・

身近に起きた出来事や皆が知るニュースなどとからめた挨拶文の文例

今年は〇万人がこの夏休みに海外へ出国するというニュースを見ました。 旅行好きの私としてもどこか海外へ行きたかったんですが、今年はどうしても長い休みがとれなくて断念しました。 来年は、絶対〇〇へ行くぞ!と(心に決めて/今から計画を立てて/気持ちを奮い立たせて)頑張っています。 (〇〇さんは、夏休みはどうしますか/暑いけど元気にしている/君は、休めそうですか)。
 (さて/ところで/この度お手紙したのは)、・・・

皆が良く知ることわざや故事などを入れ込んだ挨拶文の例

この前、夏らしい真っ青な空に緑や赤に彩られた雲を見つけました。写真に撮って友達に見せたら、彩雲(さいうん)と、教えてくれました。 この雲はよいことがおこる前触れだそうです。(まだなにもないけど、何かいいことおこるのを楽しみに過ごしてます/それを信じて、いつかいつかと待ってるこのごろです)。 (最近なにかいいことありましたか/皆さん元気にしていますか/お元気ですか)。
 (さて/ところで/この度お手紙したのは)、・・・
少しふざけた挨拶文の例
 暑すぎる候、皆様には夏バテされていることと、お見舞い申し上げます。

 (さて/ところで/この度お手紙したのは)、・・・

8月 手紙の結び/締めくくりの書き方と文例

これからもしばらく暑い日が続くようですから、(くれぐれも無理をなさらずに/お体を労わって/熱中症にはくれぐれもお気をつけて)お過ごしください。

稲穂がたわわに実るがごとく、社業がますますご発展されますようお祈り申し上げます。

まずは、残暑のお見舞いまで申し上げます。

今しばらくは残暑がつづきそうです。体にはくれぐれもお気をつけください。

まだまだ暑さが厳しいようです。体調をくずされませんようお気をつけてお過ごしください。

ひところよりは涼しくなったとはいえ、まだ暑い日もあります。くれぐれもお体にお気をつけてお過ごしください。

残暑厳しき折、くれぐれも無理などされずお過ごしください。

昨今の暑さは昔とは違うみたいです。我慢せずクーラーを使ってくださいね。

この暑さだと室内でも熱中症の危険があるそうです。水分をこまめに取るようしてください。

夏の疲れがでるころです。無理しないでください。

(帰省した時に/近いうち)にお会いできますのを心待ちにしております。

(もう少し涼しくなったら/夏休みには)家でBBQをしようと思います。その時は来てください。

午前中は少し涼しくなりましたので、散歩がてらお出かけになるのもよいですよ。

(稲刈り/収穫期)を迎える準備でお忙しいこととは存じますが、筆を取らせていただきました。

まだまだ暑いけど、元気で頑張りましょう。

8月 歳時記

8月 上旬の歳時記
8/1 八朔
八月朔日(ついたち)は旧暦の8月1日のことで、早稲の穂が実るころとされ、「田の実の節句」とも呼ばれます。
8/7 立秋
二十四節気-この日から暦の上では秋。
8/6 広島平和記念日
8月 中旬の歳時記
8/9 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念日
8/11 山の日
8/15 終戦記念日
8/15 旧盆/月遅れ盆/盂蘭盆会
8月 下旬の歳時記
8/22 処暑
二十四節気-暑さがおさまる頃。
8/23-24 地蔵盆
8/31 二百十日(にひゃくとおか)
雑節-立春から数えて210日目で、稲の花が咲いて実を結ぶ頃とされます。「台風を警戒する頃」の意味があります。

8月を感じる言葉/行事/風習

山の日
山の日は、2014年(平成26年)に制定された国民の祝日です。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としています。
仙台七夕祭り
仙台七夕(せんだいたなばた)は、五節句の1つ「七夕」に因んで毎年行われている年中行事です。仙台七夕は月遅れの8月6日から8日の3日間にわたって行われます。
終戦記念日
昭和20年(1945)8月15日に日本は米英中3国によるポツダム宣言受諾を申し入れ、15日無条件降伏し、第二次世界大戦が終結しました。戦争の誤りと惨禍を反省、平和を誓うため、全国戦没者追悼式が行われていましたが、82年4月、戦争を知らない世代に戦争の経験と平和の意義を伝えるため、この日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とすることが閣議決定されました。
盂蘭盆会
旧暦の7月13日から16日は、祖先を供養する日です。 13日には、「迎え盆」で祖先を迎える棚やキュウリやナスで作った精霊馬を飾ります。16日は、「送り盆」で、祖先が迷わず戻れるように送り火を焚いて送り出します。
京都五山送り火
五山送り火(ござんのおくりび)は、8月16日に京都の東山(大文字山)など京都を囲む五山で行われるかがり火のことです。「大文字の送り火」とよばれることがあります。京都の夏の終わりを告げる風物詩です。
地蔵盆
地蔵盆(じぞうぼん)は、地蔵菩薩の縁日のことです。厳密には毎月24日ですが、その中で特にお盆にも近い旧暦7月24日のものをいい、各地の地区でお地蔵さんを祀るお祭りが開催されます。
暑気払い
暑気払い(しょきばらい)とは、冷たい食べ物や体を冷やす食品などで体に溜まった熱気を取り除こうとすることです。「暑さをうち払う」という意味があります。
【参考文献】
復本一郎編集 2004年 [四季別・50音順季節のことば事典] 柏書房
さとうひろみ著 2013年 [大切にしたい、にっぽんの暮らし] サンクチュアリ出版

8月の動植物/食べ物/自然

スイカ
スイカは、昨今は5月頃から出回りますが、多くの方は夏を代表する果物と感じることでしょう。スイカは、赤肉種、黄肉種、球形、長楕円形、表皮の模様など様々あります。
ヒマワリ
真夏を象徴する花。太陽に向かって伸びていく性質があります。原産は北米で栽培されているものはヒマワリ油を取るためです。
蓮(はす)
夏の終わり、夜明けに花を開く。開花を鑑賞することを「蓮見」という。(七十二候・立秋の次候 - 寒蝉鳴く)
金魚
金魚は夏祭りの露店の定番金魚すくいでおなじみですが、原産は中国です。鑑賞魚として和金、琉金、出目金などの種類があります。
カブトムシ
夏休みの昆虫採集のお目当てとしてクワガタに並んで人気の虫。
秋のセミ
夏の終わりに鳴くセミを「秋告げ蝉」といいます。蜩(ヒグラシ)(七十二候の三十八候/立秋の次候-「寒蝉(ヒグラシ)なく」)やツクツクボウシがそれにあたります。
夕立
夏の午後、急に入道雲が現れ、雷をともないながら激しく降る雨。暑い日の夕刻、一瞬の秋涼をもたらし、虹が見られることも多くあります。
鰯(イワシ)雲
正式には、巻積雲、鱗雲(ウロコ雲)です。夕暮れどき、小さな雲が群れをなし広く浮かんでいる様子が鰯の大群を思わせます。秋を訪れを告げる雲といえます。 暑中見舞い/残暑見舞いの時期
 小暑(7/7)と大暑(7/22)期間を暑中と呼び、暑中見舞いはこの期間に送るのが正式ですが、一般的には、梅雨明けから立秋(8/7頃)まで「暑中見舞い」を送り、それ以降は「残暑見舞い」として送ることも多いようです。なお、残暑見舞いは処暑(8/23)までに送ります。
お中元の時期
 中元の起源は中国で、「三元」の風習があり、1月15日を初元、7月15日を中元、10月15日を下元としてお祝いします。その風習が日本に伝わり、親戚や取引先に仏様へのお供え物としてお中元を贈るようになりました。よって、お中元はお盆の頃に贈るのが本来の意味でよいといえます。
 ここで注意したいのは、お盆は地域によって7月盆と8月盆で異なります。また、習慣的にその時期が決まっている地域もあります。一般的に7月盆の場合、7月初旬から15日まで、8月盆の場合は、8月初旬から15日までとなります。
 なお、7月盆で7月15日より後に贈る場合は「暑中お見舞い」、目上の方宛は「暑中お伺い」。立秋(8/7頃)より後になった場合は「残暑お見舞い」、「残暑お伺い」として贈るのがよいでしょう。

8月の別名

秋風月(あきかぜづき)/雁来月(かりきづき)/観月(かんげつ)/建酉月(けんゆうげつ)/木染月(こぞめつき)/壮月(そうげつ)/竹春(ちくしゅん)/仲秋(ちゅうしゅう)/月見月(つきみつき)/燕去月(つばめさりづき)/葉月(はづき)/紅染月(べにそめづき)

8月の俳句に用いる季語

原爆忌/立秋/初秋/天の川/盆花/盆休/中元/盆竈/墓参/終戦記念日/大文字/処暑/稲妻/芭蕉/稲の花/不知火/鳩吹く
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